駅から遠い家を売却する方法!…

2022/07/02

駅から遠い家を売却する方法!狙うべきターゲットとは?

駅から遠い家を売却する方法!狙うべきターゲットとは?

駅から遠い家を売却する方法!狙うべきターゲットとは?

 

家を売却するにあたり、「駅から遠いためなかなか売れない」というお悩みの声は少なくありません。

一般的に、物件は駅から近いほど立地条件が良く、価値があるとされています。

ただし、駅から遠い家には立地以外の魅力があり、ターゲットを絞ってアピールすることで売却の成功率を上げることができます。

ご自身の物件の魅力を効果的にアピールして、売却を成功させましょう。

【駅から遠い家を売却するには?駅からの距離と不動産価値の関係について】

まずは、駅からの距離が不動産価値にどのくらい影響を与えるのかを、具体的な数字とともに解説します。

不動産業界では、駅からの距離をわかりやすく伝えるために「駅から徒歩何分」と表示します。

計算方法は「80m=徒歩1分」で算出され、不動産広告などで提示されます。

不動産価値の動向については、国交省が発表している不動産取引価格情報に基づくと、駅から1.5〜2kmを超えると全国的に売却価格が下がるというデータが出ています。

駅から2km以内の物件は市場価値が高いため、売却しやすい傾向があります。

一方、駅からの距離が2km以上の物件は価値が下がり、さらに駅から5km以上となると大幅に物件価格が下落すると言われています。

地方都市においては、駅からの距離は物件価格にさほど影響しませんが、東京や大阪などの都市では、顕著に影響する傾向があります。

都市部では電車が生活に密着していて、反対に地方都市では通勤や買い物で日常的に車が使われることが要因です。

駅から遠い場所に売りたい家をお持ちの方は、移動手段が電車中心か、車中心かを考慮して売却戦略を立てることが大切です。

次に、東日本不動産流通機構が公表している駅までの距離と物件価格のデータをご紹介します。

同じ平米数の物件を比較した際に、駅から徒歩10分以内の物件の平均成約価格は約4,500万円、徒歩20分以内は約3,500万円、徒歩30分以上は約2,500万円以下という結果が出ています。

駅から徒歩30分以上の家は、駅近物件の半分ほどの価格に下落する結果となり、立地は物件価格に大きな影響を及ぼしていることがわかります。

このように、駅から家までの距離が近いか遠いかは家の価値に大きく影響するため、駅から遠い家の売却をおこなう際は工夫が必要です。

【駅から遠い家を売却するには?狙うべきターゲットについて】

駅から遠い家をスムーズに売却するには、ターゲットを明確にして効率良く売却活動をおこなうことがポイントです。

家の売却は、やみくもに購入希望者や内覧者を探すより、ターゲットを絞ってその方に向けて売却戦略を立てたほうが効率が良く、早く売れ高値の売却に繋がります。

駅から遠い家は、どのようなターゲットに需要があるかを3つのポイントに分けて解説します。

●駅から遠い家を売却する際に狙うべきターゲット①同じエリアに住む方

売却する家と同じエリアに住む方は、狙うべきターゲットです。

「間取りが手狭になった」「家族構成が変わって住み替えを考えている」など、同じエリアで新しく家を探している可能性があります。

ご自身の住居は変わらずに、親族を近くに呼び寄せたいと希望しているご家庭も考えられます。

隣接している家や徒歩数分で行き来できる距離にお住まい方にアプローチしてみましょう。

マンションの場合は、同じ棟に住んでいる方が良いでしょう。

タイミングよく家探しをしている場合は、有力な候補になるかもしれません。

ファミリー層が多いエリアであれば、お子さまの学区を変えずに引っ越すことを重視している場合も多いので、同じ学区の賃貸物件に住んでいる方も良いでしょう。

人気学区であれば、なおさら好条件になりえます。

親御さんはお子さまを転校させずに同じ学区で引っ越しを検討しているので、子育て世帯をターゲットにするのも効果的な戦略です。

また、賃貸物件からの住み替えを検討している方もいらっしゃるので、お近くの賃貸物件にポスティングすると反響があるかもしれません。

●駅から遠い家を売却する際に狙うべきターゲット②価格重視される方

不動産の価値は立地条件で大きく変わるため、広さや築年数、その他の条件を重視して、駅から遠い家をあえて選ぶ方も一定数いらっしゃいます。

駅近だと資産価値が上がり割高になるため、駅からの距離を重要視されず、価格を下げたいターゲットを狙うことは効果的です。

価格重視される方は支払い金額に注目している傾向があるため、住宅ローンを利用した場合の返済額などを具体的に表示すると目に付きやすくなります。

今後の資金計画が明確にわかるように工夫しましょう。

●駅から遠い家を売却する際に狙うべきターゲット③車中心の生活をしている方

駅から遠い家に住む方の多くは、車中心の生活をしていると想像できます。

したがって、車を利用するとどのような生活になるか具体的に提示することがターゲットに刺さるアプローチになります。

近くに高速道路の入り口やバイパス道路、国道があれば、積極的にアピールしましょう。

売却する戸建てやマンションの駐車場の情報についても細かく提示しましょう。

駐車場が完備された商業施設や公園、病院などをご紹介するのも効果的です。

また、職種や働き方でターゲットを絞ることもおすすめです。

駅が遠い家は車通勤やリモートワークの方に需要があるので、車通勤圏内の会社やリモートワークを推奨している企業にお勤めの方もターゲットに当てはまります。

深夜や早朝など、電車が動いていない時間に通勤する職種の方にアピールする戦略も効果を発揮するでしょう。

次回は駅から遠い不動産のアピールするべきポイントについてお話しします。

 

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