ハウスリースバックとリバース…

2021/10/16

ハウスリースバックとリバースモーゲージ どっちを選ぶ?

ハウスリースバックとリバースモーゲージ どっちを選ぶ?

ハウスリースバック・リバースモーゲージどちらも自宅にそのまま住み続けられますが、その仕組みは大きな違いがあります。    

どちらを選ぶかはとても重要なことなので仕組みの違いについてご説明したいと思います。

●ハウスリースバックとリバースモーゲージースの違い

       ハウスリースバック     リバースモーゲージ

対象物件は    不動産全般       主に土地付き建物

対象者は     個人・法人         個人に限る

年齢制限は    ありません         あります

住宅ローン等   抵当権が設定されて   抵当権が設定されて

         いても利用可能     いると利用できない

資金の用途    自由に使えます     主に生活資金

所有権      売却先の業者      本人

家族の同居    可能です        原則、配偶者のみ

家賃       発生します       発生しません

契約終了後    退去または       売却・又は相続人

         再度、購入       による一括返済  

●ハウスリースバックの仕組みと資金用途

ハウスリースバックは、不動産会社に持ち家を売って売却代金を得る一方で、その家に家賃を支払ってそのまま住み続けられるのが基本的な仕組みになります。また、利用者の希望によってその家を再度購入(買戻し)できる条件が付いています。一時的にまとまったお金が必要な場合とか、事業資金を捻出したい場合なども利用できます。また、相続対策としても有効です。

リースバックをご利用いただいたお客様の資金用途の1位は「住宅ローンの早期返済」で全体の4割強です。2位が「生活費」で3割弱、3位が「相続対策」で3割弱、4位が「老後資金の確保・老後生活の充実」で3割弱です。リースバックの最大のメリットは売却したのちもそのまま住み続けられることです。住み続けたい理由の1位は「自宅に愛着があるから」2位は「街に愛着があるから」3位が「引っ越しをしたくないから」となっています。

(2020年9月 株式会社セイビー調査) 

●リバースモーゲージの仕組みと資金用途

リースバックに似た仕組みの「リバースモーゲージ」ですが、これは、自宅を担保にし金融機関から資金を借り入れる仕組みです。主として一戸建て持ち家の方が対象となります。リースバックとの最大の違いは自宅を売却するのではなく、自宅を担保として資金を借り入れることです。リースバックと違って同じ家に住み続けても家賃を支払う必要がありません。しかし、融資された資金は使い道を制限され事業資金や投資委資金として利用することはできず、主として生活資金となります。資金融資を受けた人が亡くなった時点で自宅を売却され、融資金を回収するのが一般的です。但し配偶者がいる場合は配偶者に契約が引き継がれることも多いです。

借入方法については①一括で融資を受ける②毎月一定金額の融資を受ける③限度内の金額を必要に応じて融資を受けるといいうパータンとなります。

リバースモーゲージは資金用途が厳格に定められていることと、審査が厳しいこと、申込年齢が限られていること(概ね50歳以上、80歳未満)で利用できるケースが限られてきます。

 

簡単にご説明しましたが、もっと詳しいことや、具体的な利用の相談はHP・メール等でお問合せ下さい。

    

              

        

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