もし、住宅ローンの支払いが厳…

2021/11/19

もし、住宅ローンの支払いが厳しくなったら

もし、住宅ローンの支払いが厳しくなったら

ようやくコロナ過も落ち着きそうですが、コロナ過でご自身の収入が減ったりあてにしていた奥様のパート・息子・娘のアルバイト収入が減ったなど、家計への影響の大きい方も多いと思います。また会社の倒産・病気や怪我などで思わぬ収入減となってしまい住宅ローンの支払いが厳しくなる方もいらっしゃると思います。

もし住宅ローンの支払いが厳しくなったら、一度ご覧ください。

●無理に支払うのはやめましょう!

返済のために借金をして支払う事は絶対やめましょう。もともと住宅ローンは低金利の上、長期の返済ができるとても使いやすい仕組みです。あなたも、ご自宅をご購入する際に、いろいろ比較をして無理なく支払えるローンをお選びになったと思います。カードローンや消費者金融は審査もゆるく手軽に使えますが高金利のため、長期の借り入れには向きません。一度や2度は返済できてもすぐに破綻してしまいます。無理な返済は長くは続きません。

●家族に協力をしてもらう

ご家族には、なかなか話しづらいと思いますが、一人で抱え込み解決できる問題ではありません。しかも大切な家族の生活にかかわる事です。家族全員で共有できるのが理想です。もし、子供さんが小さい場合は少なくとも配偶者の方にはしっかりお話をして下さい。どうしてもご家族に話づらい、話せないという方は、まず私にお話しいただけませんか?「話を聞いてもらっただけで心が軽くなった」という方も少なくありません。これからの人生をしっかり生きていくため前向きに考えましょう。あなたにとっても、家族にとっても本当に大切なのはこれからの人生です。

●家計を見直す

今の状況で支払える住宅ローンの金額を把握し「返済計画」をたてるため家計の見直しをしましょう。まず、手を付けるのは生命保険・携帯プランなどでしょうか。住宅ローンには団体生命保険がセットになっているので健康に不安がなければ、保険の見直しをしては如何でしょうか。携帯電話についても格安プランや家族割など利用できるものも多いと思います。家族全員、一致団結して乗り越えていきましょう。

●金融機関に相談をする

上記で決めた「返済計画」をもって金融機関とできれば滞納する前に、滞納してしまった場合はできるだけ速やかに話し合いをしましょう。大切な顧客であるあなたが、誠意ある「返済計画」を提示しているのですから、きっと相談に乗ってくれます。「連絡もなく払わない」のと「支払いを続けたいので返済方法について相談したい」では、まったく違います。しかも今までキチンと支払いを続けしかも借入時には融資手数料や万一、滞納した場合に保証会社があなたに代わって金融機関に支払う(代位弁済)為の保証保険料まで支払っているのです。堂々と胸を張って交渉しましょう。一定期間の元金据え置きや支払い期間の延長などいろいろな案を提示してくると思います。

バブル崩壊のあと金融機関自身も経営立て直しのため政府による公的資金(税金が原資)の注入で経営難をしのいで再建しました。金融のプロであってもアクシデントはあるのです。

もし、どうしても一人では自信がないという方は一度ご相談ください。基本的には無料で(謄本・交通費等が必要な場合は実費を頂戴いたします)アドバイス・金融機関との話し合いにも同行いたします。

●「返済計画」に基づいて返済をする

いよいよ、新しい生活の始まりです。しっかり計画を実行しましょう。途中、苦しいこともあるでしょう。でもその先にはきっと幸せが待っています。家族一致団結して頑張りましょう。

●どうしても「返済計画」が苦しくなったら

さらに「返済計画」の見直しや金融機関との話し合いも必要ですが、さすがに2度目・3度目と交渉のハードルが高くなってきます。場合によっては家を手放すことも視野に入れなければいけません。家を売って住宅ローンを返済できれば問題はありませんが、全額返済できないケースも少なくありません。どちらにしても家の売れる価格を知ることが第一です。地元に詳しい不動産会社に査定をしてもらい、価格を把握しましょう。住宅ローンの全額返済が可能であれば仲介による売却がおすすめです。全額返済が不可能であれば比較的ご負担の軽い任意売却をご検討されてはいかがでしょうか?

●最後に一番大事な事ですのでもう一度お伝えします。

これからの人生をしっかり生きていくため前向きに考えましょう。

あなたにとっても、家族にとっても本当に大切なのはこれからの人生です。

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